子供こそ紫外線対策が必要な理由

管理人が幼い頃、夏休みに日焼けして真っ黒になるのは当たり前の時代。大人も今みたいに日焼け止めを塗って過ごすことは少なかったと記憶しています。日本でも最近でこそ幼児向けの市街戦対策グッズが売られるようになりましたが、それでもまだまだ意識は低いと言わざるを得ません。実は細胞分裂が盛んな子供時代こそ、紫外線対策が重要なんですね。




18歳迄に一生分の半量の紫外線を浴びてしまう

20世紀半ばまでは日焼けや日光浴は健康にいいと信じられており誰もが実践していたのですが、1960年前後から、紫外線がDNAを傷つけ、皮膚がんの原因の一つとなることが判明しました。実際に皮膚がんの発生率が高いアメリカ、オーストラリアなどでは国が市街戦対策に力を入れるようになってきました。日本でも1998年には母子手帳から日光浴という文言が削除されましたが、まだ情報提供の段階。当事者である子供や親の紫外線の有害性に対する意識は希薄なのが現状です。

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例えばオーストラリアでは小学生から「紫外線の有害性」「身を守る為の行動」について十分に指導がなされ、子供自身が自ら紫外線を避ける必要性を体得しています。市街地では樹齢の高い木を日よけとして残したり、ジャングルジムに屋根をつける等紫外線を避けるのは当たり前の環境を整える工夫がなされています。

実は人間は18歳迄に一生に浴びる紫外線の半分量を浴びてしまうとされています。また、細胞分裂が盛んな時期に浴びた紫外線の方が悪影響であることもわかっています。だからこそ、外遊び、スポーツが多く、紫外線を浴びてしまう乳幼児、子供時代に紫外線対策をするとしないとでは将来のシミ、しわ、肌老化、皮膚がんへのリスクが大きく違ってくるのです。

子持ちのママ医師も実践!子供の日焼け止め対策

子供には子供用の日焼け止め、又は大人向けで肌に負担が少ないタイプを選ぶと安全です。見分け方としては紫外線吸収剤を使っていない、不使用タイプがおすすめです。(具体的なブランド名としてはラロッシュポゼ、NOVを使ってます、と雑誌で答えるドクターをよく見かけますね。管理人は今年からラロッシュポゼとエトヴォスのパウダーで紫外線対策しています)。

子供は日焼け止めを自分で塗り直しませんので、親が2時間おきくらいに塗り直してあげることがまず第一。幼稚園や小学校へ通っている場合、塗り直しは出来ませんが、家を出る前にベタつかない子供向けタイプを、太陽光が当たる部分にしっかり塗ってあげること。これだけでも、塗らないよりずいぶん違います。

また帽子は必須アイテム。物理的に紫外線を遮ることは重要です。できれば上着、Tシャツ等もUVカットのものを普段着用に揃えておくと、通園、通学にも役立ちます。

また午前8時頃から紫外線量は増え、9時〜2時頃迄が最大量となります。この時間帯にはなるべく外遊びを避け、出る場合には日焼け止めや帽子、衣類などでしっかり対策をし、時間を区切って日陰で過ごす等の工夫が必要です。

紫外線を避けるのは日焼け予防の為だけでなく、疲れにくくする効果もかなり高いことが分かっています。実際に、日焼け対策を徹底している九州の幼稚園では、子供達が活動的で疲れにくくなったと感じているという記事を読みました。

日に当たらないようにするというと、外に出ない、と考えがちですがそうではなく、紫外線の影響を受けない工夫をすることで思い切り遊べるようにするということ。これから母親になる世代の人には十分に日焼け止めの重要性を知ってもらい、また子供自身も自分で紫外線を避けるのが当たり前という意識を持ってもらえるといいなあと思います。

日焼けしたり皮膚トラブルが悪化したら即皮膚科へ

たかが日焼けとあなどらず、うっかり日焼けや、日焼けによって二の腕ブツブツや背中にきびが悪化したら、自己処理せずに迷わず皮膚科を受診しましょう。きちんとした処置をしてもらい、影響を最小限に食いとめ、お肌の回復につとめるのが一番です。

posted by まきこ at 21:07 | 女優・モデル