卵子の老化について考えさせられた〜NHKクローズアップ現代

2012年2月にNHKクローズアップ現代で放送された「卵子老化の衝撃」、あれから4年半が経過した現在、卵子老化に備えた女性の選択肢「卵子凍結」が注目されています。不妊治療に明るさをもたらす技術なのでしょうか?再度NHKクローズアップ現代で卵子の老化について特集されました。




卵子の老化は30代半ばで急激に進む

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卵子が老化することを知らなかった女性は多いのではないでしょうか。私もその一人。からだが加齢により老化するのと同様に、卵子も老化する。それは妊娠しにくくなることを意味しています。

そもそも卵子は女性が生まれた時が一番新しく、加齢と共にどんどん古くなっていくことを知らない女性が圧倒的に多いのではないでしょうか?小中高時代だ、学校の性教育や保健体育の授業で教えてもらったのでしょうか?その時の自分には関係ないから忘れてしまったのかもしれませんね。自分が30代半ばで不妊治療しているとは想像できない年齢ですから。

卵子凍結のもたらす意味について私なりに考えてみた

卵子を凍結すれば、卵子の老化を止めることができる、加齢が進んでも数年前の若い卵子を使って受精卵が出来る、妊娠の確率が高められると思いますよね。それはおおかた間違ってはいません。

ただ、番組で数年前に自分の卵子を凍結した女性が、4年経過しても独身であり、凍結した卵子を使える状況にないということについて「卵子を凍結したことで少し安心してしまい、結婚が更に遅れたかもしれない」と答えていたのが衝撃でした。

現在の日本では、妊娠も不妊治療も、結婚してからの問題です。フランスのように、未婚の母が多いお国柄とは全く事情が異なります。妊活の前に婚活が必要ということを、卵子の凍結が一瞬忘れさせてしまうのです。
これは医療現場でも問題だと感じている人がいるようですが、共感できます。

結婚するしないも、婚活も、妊娠も出産も個人の自由であり、人それぞれでいいと思います。ただ、私は卵子が老化すること、妊娠の確率は30を過ぎると徐々に下がり、35歳以降急速に下落することを、学校を出る前に教えるべきではないかなと思います。知らないで過ごしてしまった卒業後の10年間は取り戻せないのですから。
卵子老化や妊孕力低下の事実だけでなく、女性の婚活にも不妊治療にも、年齢が大きな壁となる現実。お金と時間とストレスがとてもかかる現実。そして現場では具体的にどのような苦労があり、夫婦仲にまで悪影響が出ることがあり、子供が欲しいという感情は説明できないほど辛く苦しいものであることを、10代、20代全半の若い時に1回でもいいので真面目に教え、頭の片隅に残しておく教育は必要ではないかと。

卵子が老化するということは2012年のクローズアップ現代で特集されて初耳だったという女性も多かったようです。努力で乗り越えられない壁、知らなかったは残酷です。

卵子の凍結は卵子の老化を止める朗報、そんな受け止め方ができる一方で、妊娠を約束するものではないことは十分に承知した上で決断することが必要かもしれません。


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posted by まきこ at 10:00 | アンチエイジング